手塚治虫x石ノ森章太郎 特別展
『マンガのちから』
天才2人分、とても見応えがありました。原稿の赤色が朱色で塗られていて、蛍光色的鮮やかさがありました。当時は赤が暗めに印刷されていたのかも知れません。
母が読んでいたという『リボンの騎士』は、『双子の騎士』という作品のことだとわかりました。アニメの絵がかわいくないと言ってましたが、絵もだいぶ違っていて、とても古い原稿を見ることができ、感激しました。
トキワ荘が再現されていました。とても小さく感じました。おみやげのクリアファイルを見たBuちゃんは、「何だ、これ?!『009』に『アトム』が入っちゃってるじゃないか」とびっくりしてました。まるで墨絵を思わせるかっこいい黒の裏は、透明でかわいいキャラクターがちりばめられています。中身が少し見えるのが良いですね。
一緒に行ってくれた友達は、高校生の時、テレビ局の見学で手塚先生に会えていろいろお話ができたそうです。気さくにおしゃべりしてくれて、サインにも気軽に応じてくれたとか。とても温和な方だったそうです。
彼女は石ノ森先生のファンですが、サイン会には学校行事で行かれず、別の友達が彼女の分もサインをもらってきてくれたそうです。頼んだとき「2人に同じ009を描くのはいまいちだから、003を描いてあげるよ。003はめったに描かないから」と石ノ森先生が言われたそうです。009ファンの彼女でしたが、貴重でとても大事にしていると話してました。
『まんがのちから』の恩恵は一生ものです。
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