パソコン・インターネット

2013年10月19日 (土)

スパコンの声

L1001156_2「今までこんな素晴らしいナレーションはなかった」と制作者達を感激させた女優の小林さやかさん

見学者向けスーパーコンピュータ(スパコン)の説明映像を作ることになったBuちゃん。制作者に「ナレーションでご希望はありますか?」と聞かれ、大胆にも大好きな韓国ドラマ『トンイ』のイニョン王妃様をお願いしちゃったのだ。

なんと、すんなりとOKして頂けたそうで、Buちゃんは、その日から目がハート、口元はゆるみっぱなし。「収録に誘ってもらっちゃった~と舞い上がっていた(きっと血圧も上がった)。
そして収録当日はスキップで浮き足立って出かけた。その姿はジャニーズ・コンサートに出かける女子高生そのもの。


小林さやかさんは、小柄で可愛らしく、実際の声もその姿に似合う可愛いらしい声、「王妃様と全然違う声だったそうだ。
予習はばっちり、わからないところは事前に確認と、Buちゃんは感心ばかり。

小林さんは、たくさんの映画やドラマを吹き替えてらっしゃるが、言われるまで同一人物とはわからないくらい役の雰囲気が違う。
小林さんどの声でナレーションを入れるか聞かれて、Buちゃんはもちろん「『トンイ』のイニョン王妃様でとお願いしたそうだ。
小林さん「見て下さってるんですね(^^)」と喜んで下さったそう。(見てるなんてもんではない、『トンイ』命だ)。

「すごいんだよ!急に声が王妃様になったんだよ~コナン君の高山みなみさんのように、普段の声と台詞の声と全然違うらしい。
「途中で『声が割れたけど取り直しますか?』って制作者が聞いたとこがあったんだけど、そこは王妃様まんまで良かったから、そのまんまにしてもらったんだ~。素晴らしかった~もう最高!」Buちゃんは興奮が冷めやらない。

息継ぎなどのほんのわずかなズレは、制作者が瞬時に機械で合わせてしまうそうだ。そのため録り直しはほとんどせずに済むという。

見本を少し聞かせてもらった。小林さんの声は、可愛すぎるアニメ声ではなく、優しすぎず、厳しすぎず、専門用語はとても聞き取りやすく、説明はドラマチックだった。声が割れたというより、気合いが入ったところはかっこ良く感じるほどだ。
「将来ノーベル賞を取る子供が見るかも知れないので」小林さんに映像を作る意味を話したそうだ。ぴったりの声だと思った。

小林さん、『スパコン』のことを『パソコン』て言っちゃってね だけど、ぼくもときどき『次世代のパソコン』て言っちゃうんだよね

こんなに素晴らしい物になったのは、小林さやかさんが女優でもあるから。ナレーターの枠を超え、文章を読むだけでなく、役作りをするからかもと、制作者たちが話していたという。小林さんは、次世代を導く『スーパー声優』さんなのだ。

舞い上がりすぎて「写真も、サインももらうの忘れた~Buちゃん
「王妃様と仕事でコラボなんて、今の仕事じゃ考えられないことだったんだから、また『トンイ』見て、ますます応援しようよ」と慰めながら、私も今度はぜひ、舞台を見に行きたいと思った。
写真:パソコンのないローマ時代、1cm四方に色タイルをカットし、手で並べて作られた巨大なモザイクの床。

2013年9月25日 (水)

携帯の達人

iPhone5Cが発売された。ますます下を向いて歩く人が増えそうだ。

Buちゃんが、廊下で20代のEくんに仕事の話を伝えようと声をかけたときのこと、Eくんは「はい」と返事をしながらも、片手で携帯を握り、指を動かし続けていたという。

話してる時くらい、こっち見ろよ、って言いたいんだけどさ、顔はちゃんとこっち向いて、目を見て、返事してるから言えないんだよね」Buちゃん

しかし、だらんと下げられた右手の携帯は光り、E君の親指の動きは増すばかり。

Buちゃんほんとに聞いてるのかなって思ったけど、『じゃあ、この話、**くんにも伝えておいてね』って言ったら、『今、伝えました』って」
いいのだ、ちゃんと伝わったのだ。だけど、何かが変でついて行かれないのだ。

私「すごいね ブラインドタッチってやつ? オルガンで両手と足が別々に動くようなもん?」

Buちゃん「う~ん・・・慣れかなぁ・・・」(っていうか、もはや訓練だね)

横断歩道を渡りながら、階段を降りながら、向かってくる人を避ける気もない、ながら族。
救急車を待たせても気付かない。ここまで集中できたら立派である。が、素人はやってはいけないEくんのような達人は、右手が別の生き物になっているのだ。

2012年11月 5日 (月)

廃人ゲーム『パズドラ』 

009中毒性があり、やめられなくなるゲームを『廃人ゲーム』と呼ぶそうだ。没頭しすぎて生活に支障をきたすほど遊んでしまうのである。『テトリス』など一説にはアメリカ人に仕事をさせないために作られたロシアの戦略兵器とも聞いたことがある。

テレビCMは王子と王女が登場し、映画のようにドラマチック、色並べパズルをしながら、与えられたカードがそろうと赤ちゃんモンスターが育っていくゲーム『パズル&ドラゴンズ』(通称『パズドラ』)がそうである。子供はもちろん、60すぎのおばあさんがクルクルと指を動かし楽しんでいるのを見たことがある。無料なのも魅力だ。

どんなカードが出るかは運次第、にもかかわらず目が回るほど『パズドラ』にハマってしまう。吐き気がしても、睡眠不足になっても、腱鞘炎になっても、個人の問題だから良いのだ。が、ひどく受動的で、そこに物語はなく、それに伴う感情移入も、想像する隙もない。電気を消費し、機械的に進んでいく。得る物はパズル完了の単純な達成感だ。せめてクリアしたときくらい、役にたつ豆知識や知っておくべき常識などが表示されれば、子供の知識が増えるだろう。あと一歩何かが欲しいところである。

こんなで何が面白いのかというと、同じ作業のパズルには徐々に飽きてくるものの、光り輝く華やかな画面で、モンスターがどんな変身を遂げるのか、次は、その次はと、見てみたくなるのだ。

このゲームの良いところは、子供向けに警告文が出ることだ。「ゲームは1日1時間まで」。時間を忘れて夢中になっていると、きりの良いところで現れる。何事も刺激はほどほどがいい

2012年6月11日 (月)

「京(けい)」さんと「ワトソン」君

Photo(けい)』さんと『ワトソン』君

誰よりも計算が早くできる日本出身の『』さん。『』さんの辞書に「2番でいい」はない。1番を狙って1番をキープしている。世界一の仕事をするには、いっぱいエネルギーが必要だから養うのは大変だ。でも、『』さんがいるおかげで、地球と地球人を救う道が見えやすくなる。究極の省エネグッズ開発も『』さんならエネルギーが枯渇する前に、見つけられる手助けができるのだ。

NHKスペシャル「コンピューター革命」では、ゲーム番組にも参加したアメリカ出身の『ワトソン』君が登場した。英語(世界一文法が明確な言語?)を学習し、人間のように迷いながら話す。迷うのは人間だけでいい。 Dsc02712_3 

言葉を覚え始める赤ちゃんは、TVから発せられる言語は覚えないという。たとえTV内の人物がこちらを向いて話しかけていたとしてもである。自分の目を見て、語りかける相手のしぐさや、自分だけに向けられる声の暖かさ、表情の豊かさに反応するのだそうだ。

ワトソン』君の役目は言葉による情報処理だ。『』さんとは方向が違う。並べて紹介するべきではなかったのではないだろうか。そのせいかどちらも掘り下げが物足りない気がした。長所と短所、そしてなぜ、そうまでしてスーパーコンピュータが人類に必要なのかを、明確にしてほしかった。

Dsc02717  「『ワトソン』君がいれば藪医者でも名医になれる」という発言があったが、治療法を実際に行うのは人間で、患者に合わせて応対するのも人間なのだ。コンピュータが利口になっても人間の仕事が減らないことはすでに証明されている。コンピュータをどう扱うかは人間の手にかかっているが、もっと先へ進むのが早くなることはだけは確かだ。

』さんのような巨大コンピュータは寝起きが悪い。特殊な技術が必要で起こせる人が限られている。数人がかりで半日~数日(?)かけて起こすらしい。さらに暑がりで寒いところも苦手、寝つきも悪い。だからいったん起こしたら、しばらく寝かせない。起きてる間にたっくさん仕事をしてもらうのである。今こそ『』さんに放射能汚染処理の方法など、導きだしてもらいたいではないか。
(写真上:「京」コンピュータ オリジナルてぬぐい 文字部分)
(写真右と下:テネシー州立大学内スーパーコンピュータ 「ワトソン」ではない)